浪のゆくさき

浪人生の羅針盤となるべく体験記を書いています。大学受験に失敗したとき、少しでも浪人の参考や励みにしてもらえると嬉しいです。

人生の“真の”春休み

お久し振りです。

春休み、ちょっと色々忙しかったので、更新できませんでした。ごめんなさい(^^;)


さて皆さんはどんな春休みをお過ごしでしょうか?


これから新天地に向かう人、今までと同じ環境に身を置く人、環境は変わらないが立場が変わる人、その様相は様々だと思います。


私の人生の中で最高の春休みはいつだったかと問われたら、真っ先に浪人時代の終わりと共にやってきた春休みと答えるでしょう。


受験生だった頃、春休みの到来は突然でした。


筑波大学の合格発表、WEBでの発表だったのですが、その画面で自分の受験番号を確認した瞬間、春休みがやって来たのです。


もうその瞬間、後期試験の準備やその時まで続けていた勉強のことなんか全て忘れました。


まずは仕事中の両親に連絡しました。

そしてとりあえず報告のために電車で予備校に向かったのですが、

その道中、

応援してくれていた中学高校の友人などに報告のLINEを送ったりしました。

Twitterでもそれとなく受験終了のご報告をして、そこからはもう完全に春休み遊びまくるぞ体制でした。


録りだめしていたテレビ番組を視たり、漫画を大人買いしたり、中高のクラスや部活の友達と集まったりと、一年間の鬱憤を晴らすように楽しんだ春休みでした。


それまでにも出来たことではありますが、それまでにやるのとは全く違います。

ずっと乗っかったままだった肩の荷が、一気になくなった状態で遊ぶのは、格別という他ありませんでした。


一緒に戦って来た予備校の友達は、まだ受験中の子もいて、そういうことにも気を遣いつつ、タイムラグもありましたがきっちり結果を報告し、全員ではありませんが遊んだりもしました。


他にも、家族で大学周辺の下見に行ったりしました。

それまで受験以外では行ったことのない環境だったので、新鮮な気持ちでキャンパスや寮を見に行ったり、新生活の準備をしたりでそれはもうワクワクでした。


そしてその楽しい春休みは、家族や幼馴染みに見送られながら20年育ててもらった実家を旅立ち、つくば入り、宿舎入居、新入生歓迎会、入学式、そしてそのまま筑波大学での新たな生活へと繋がっていきました。


「人生の春休み」という言葉は、大学生活に対して使われることの多い言葉です。

確かに、その表現は正しいかもしれませんが、私は「人生の真の春休み」はこの浪人終了から大学入学までの約一ヶ月間だと思っています。


今度迎えられるとしたら、就活終了、卒論提出後から入社式まででしょうか。


そんな先のことはまだわかりません。



受験終了後、もちろん、こういった良い形で春休みを迎えられる人ばかりではありませんし、受験結果に満足か、不本意か、春休みをどんな気分で迎えるかも人それぞれだと思います。


それでも、一年間浪人生活を戦い抜いた末の春休みです。入学や新生活への準備もあるとは思いますが、目一杯自分を労い、目一杯楽しんでください。


春休み中の大学新1年生の皆さんは今を精一杯楽しんで。

そしてこれから浪人生活を迎える人は、1年後の春休みを見据え、勉強への気合いを入れ直してみてはいかがでしょうか。

一生懸命戦い抜いたその先には、きっと明るい未来が待っていると思います。

前期試験を受ける人たちへ

こんばんは!

 

明日は国公立大学の二次試験だということで、ちょっと遅いかもですが試験に臨む上での特に大事な心構えを簡単に書いていきたいと思います。

 

とは言っても、私の言いたいことはただ一つです。

 

 

最初の科目失敗しても、絶対に諦めずに最後の科目までしっかり解ききること!

 

 

基本的かつ簡単なことだと思うでしょうが、なかなか出来ないんですこれがまた。

 

軽く浪人伝のネタバレとなってしまいますが、

 

浪人時代、私はセンター試験でそれまでの最高点を叩き出して、その時点ではA判定が出ていました。

 

しかし、筑波大学の私が受けた学類は、センター450点と二次試験900点の配点だったので、二次試験で大コケすることはもちろん許されません。

 

 

ですが当日、一教科目の英語でやってしまいました....

 

 

筑波大学の英語は例年、他の難関大学の英語と比べて、きちんと読ませて解かせてくれる問題です。だいたいボーダー6~7割といったところでしょうか。

 

私も赤本解いた感じでは毎回だいたいそれぐらいはとれていました。

 

 

それがいざ本番となってみると、まあ英文が読めない読めない。

 

英作文もそれなりにしか解けず、解き終わったときの感触は3~4割でした。

 

 

 

筑波は二次の英語で6割取らないと厳しいと聞いていたので、正直もう終わりだと思いました。

 

 

早稲田大学の合格発表をまだ3つ残していたので、どれか一つは合格するからいいだろうという甘い考えが頭を過ってしまいましたが、

 

すぐに次の国語、社会と最後の科目まで精一杯の力で解ききるという考えにすぐ切り替えました。

 

ここの粘りに関しては浪人生の強みが出たんだと思います。

 

 

そんな感じで二次試験が終了し数日後、早稲田大学全落ちの事実に絶望することになるのですが、

 

筑波の合格発表の日、奇跡的に自分の受験番号があったのです!

 

感触通り、英語の得点は4割ないぐらいだったのですが、どうやら筑波大学の入試の英語はこの年が特別難化したらしく、ネットとかで見てみても、3,4割しかとれていない人が多かったのです。

 

 

 

ここで、平昌五輪も佳境に入って来ているので、ノルディック複合でこの入試の展開を例えてみましょう。

 

最初のジャンプで自己ベストとなる大ジャンプを記録、なのでクロスカントリーはいい位置でスタートをするも、序盤で大きく転倒し失速、しかし最後まで辛抱強いレースを続けた結果、そのまま逃げ切り表彰台圏内でゴール、メダルをもぎ取りました。

ここでメダルをとれた理由は、大きく転倒した序盤のコースで、他の選手も同じように転倒したり時間をかけてしまっていたことです。

 

 

このようにノルディック複合では他選手の動向を見ながらレースを進めていくことが出来るのですが、入試は絶対にそうはいきません。

 

センター後のだいたいの自分の位置はわかりますが、二次試験中の周りとの差を知ることは出来ません。

 

 

例え一つ失敗してしまったと思っても、今までしっかり勉強してきたあなたが失敗しているのです。周りの人たちだってそう簡単に成功させることは出来ません。

 

ですので、必ず最後の問題まできっちり、自分の出来る限りの力で書き抜いてください。

 

 

 

こんな的を射ているのかよくわからない例えを持ち出しましたが、要はこれが言いたかったのです。

ってか、何ならこの記事の言いたいことは上の大文字の一文に集約されているのです。気分的にノルディック複合に例えてみたかっただけなのです。(笑)

 

 

例を挙げたせいで10文ぐらいで終わらせるつもりが長くなってしまったので、この辺で記事を締めくくりたいと思います。

 

 

 

受験生の皆さん、試験は明日と迫ってまいりましたが、今までやってきたことを自信にしながら、最後まであがくことを忘れず、また体調も万全な状態でテストに臨んでください。

 

皆さんのご武運、心よりお祈り申し上げております。

 

 

 

 

浪の重ね合わせ-予備校の仲間たち-

はい。前回に引き続き、凝った記事のタイトルにしてみました。

 

この感じをずっと続けられるとは思わないので、タイトルは次回以降凝ったり凝らなかったりすると思います。

 

予備校での出会い

 

この記事では、私の浪人生活に欠かせない存在であった、浪人友達について書いていきたいと思います。

 

 

・本田君

同じ高校で3年間同じクラスだった友人なのですが、そうですねぇ、高校時代サッカー部だったということでここでは本田君とでも呼んでおきましょうか。

高校が同じということで、よく同じ電車で予備校に一緒に通っていました。同じ高校では浪人する人が少なく、文系の仲の良かった友人では唯一の同じ予備校に通う友人でした。私の予備校生活には欠かせない存在でした。

 

 

マー君

彼は予備校で声をかけて出来た初めての友人で、主に国数英の授業ではずっと一緒でした。前後に同じ授業のある日は一緒に昼飯を食べることも多く、色々話することも多かったです。

名前は、野球部でももクロ好きということでこの名前にしました。

まあ彼のポジションはキャッチャーなんですけどね。(笑)

 

 

 ・赤星君

 彼は野球部でめちゃめちゃ足が速いらしいのでこの名前です。本田君が最初に仲良くなり、そこから仲良くなりました。彼は特に仲良くなった友人で、授業日も、休日自習に来ている時もよく一緒に昼飯を食べていました。

話も面白いので、一緒にいて飽きることはありませんでした。

彼は何か人を惹きつける魅力のようなものを感じさせる人物でした。

 

 

・ミキちゃん

彼女とは予備校のクラスが同じでした。めちゃくちゃ可愛かったので、たまたまエレベーター前で一緒になった時に声をかけて友人になりました。(笑)

上の三人と同列に並べるのには違和感がありますが、彼女は間違いなく私の浪人時代に大きな影響を与えた友人です。

彼女のエピソードはまた別の機会にでも書いていこうと思います。 

 

 

 

 

紹介してきたのが、浪人初期に知り合い、私の浪人時代には欠かせない存在となった友人たちです。

 

途中から仲良くなった友人や、仮面浪人していた高校時代の友人もいましたが、まずはこの4人をピックアップしようと思いました。

 

特に上から3人は、授業日や休日の自習と、とても一緒にいることが多く、色々な話をしたり、辛い時にはすごく助けられていたと思います。彼らには本当にお世話になりました。

 

私にとって、浪人時代の友人は浪人を語る上では欠かせない存在です。そして大学は皆別々になってしまったのですが、同じ関東に来た友人とは一緒に旅行に行ったりするなど、今でも付き合いがあります。

 

 

実は今週末も一緒に遊ぶ約束をしています。(笑)

 

 

やっぱり苦楽を共にした仲間は一生ものですね。

 

 

 

浪人と友達

 

 

人とは長期戦です。

 

必ず一人の力ではどうにも出来ない時や乗り越えられない時はやって来ます。

 

受験は個人戦でありながら団体戦であるとはよく言ったもので、友人の助けは大きな力になります。

 

予備校の周りの合格実績を見たところ、ある程度友人を作って浪人時代を過ごしている人の方が第一志望に受かっていた気がします。

 

中にはずっと一人で、合格を勝ち取ったという猛者もいますが、同じ境遇である友人の存在は浪人生活にあって損することはないと私は思います。

 

 

あまり友人やコミュニティを増やし過ぎるのもよくありませんが、浪人生だからといって周りをシャットアウトせず、ある程度は普通に過ごせばいいと思います。

その上で、お喋りする時はお喋りする、勉強する時は勉強する、といったようにメリハリをしっかりつければ良いのです。

 

 

 

皆さんは、高校物理で習う『波の重ね合わせの原理』を知っているでしょうか。

 

 

2mの波と3mの波が衝突すると、その時の波の高さは5mになります。

2つ以上の波が重なり合うと合成波をなし、その瞬間の高さがそれぞれの波の高さの和になるということを、波の重ね合わせの原理というらしいです。

(高校で物理はやっておらず、ググって知ったやつなので間違いがあったらごめんなさい^_^;)

 

 

その原理と同じように、

 

浪人生同士が重なり合うと、それは互いの力の上積みとなり、お互いを高める効果があるのです。しかもこっちは恒常的にも一時的にもその効果は期待できます。

 

 

 

 

まあ、必ずしも結果に出るとは限りませんし、合わせた力がマイナスになることも考えられますが、確実に刺激にもなります。そして、浪人生活にも、それ以降の人生にも、必ずプラスになると思います。

 

 

今、これから浪人をしようとしている人達は、予備校で友人を作ることのススメを信じてみてはいかがでしょうか。

 

 

浪のはじまり

おはようございます!

 

ハーフパイプ決勝の平野選手を見るために(大学生にしては)早起きしています!

 

日本代表、頑張ってほしいですね!!

 

さて、今回は浪人伝の序章!ということで入塾前後について書いていきます。

 

予備校の決め手

浪人が決定して、宅浪で勉強が持続する自信がなかったので、予備校に通うことは決めていました。

 

予備校を決める時に、考慮したポイントを以下にまとめました。

 

 ・実績がしっかりした大手予備校であること

全国模試を持ち、有名国公立大学のオープン模試が多いので、全国の多く受験生のデータを集められる河合塾駿台のどちらかかなって感じでした。

 

・通いやすいこと

地元の最寄り駅から名古屋駅まで数十分だったので、名古屋駅近くの予備校にしようと思っていました。

 

・しっかり進路指導をしてくれること

これは結構大事かなと。実際入ってみないと分からないので、これ基準での判断は出来ませんでしたが、結果的にきちんと意見を言ってくれ、話も熱心に聞いてくれて、かつ自分の求める情報をきちんと提示してくれるチューターさんが私の担当になってくれて、本当に良かったと思っています。

 

・自習室が充実していること

 家ではきちんと集中して長時間勉強できる自信がなかったので、これは私には最も重要でした。

 

 

これらの基本的な条件を踏まえ、

 

 

高校時代の夏期講習で利用していた

 

 

河合塾名古屋校

 

 

に即決しました。

 

 

他の予備校、他の校舎の選択肢もあったのですが、あまり迷いませんでした。

 

有力なところはいくつか講習や模試などで通ったことはあったのですが、

 

一年間通うことを考えると、大手予備校のうちの、最も通っていて快適だった場所にしようと思いました。

 

 

そういったこともあり、新しくて外観も内装も綺麗で居心地がよく感じ、何といっても自習室の机や椅子がとても綺麗で、自習室としては洒落ていて、雰囲気も良く、気持ちよく勉強できそうだと思った予備校に決めました。

 

ここらへんの話もまた別で書ければ書こうと思います。余裕があれば。

 

コース決定

コースの決定は京大を志望しないことを決めていたので、難関国公立大学を目指すコースということですぐに決まりました。

 

早稲田大学も目指しつつ筑波大学を目指そうと思っていたので、ここでは国公立大学メインにしました。

 

最初から科目を絞って私立大学だけを目指し一年間勉強するよりも、難関国立大学を狙ってしっかり全ての教科を勉強し続けた方が、より確かな実力がつくように思ったからです。

 

実際に、いくつも併願が可能な私大のシステムによるところもありますが、予備校自体も難関私大コースの実績をプッシュしていませんでした。

 

 

そして私が入ったコースは国公立大学を目指すコースの中では、東大京大医学部のコースを除けば一番ハイレベルなコースでした。

 

たまたまよかった時の模試の偏差値が条件をクリアしていたので、これはただただラッキーでした。

 

 

このコースには特権があり、英語と数学の教科書では、難関国公立大を想定した難しい問題が載っており、他のコースより高い水準の授業を受けることが出来ました。

 

結果的にこの授業を受けることが出来たアドバンテージが、第一志望合格に大きく影響したと思います。

 

周りを見ても、第一志望の難関国立大学に合格した人が多く、このコースに入れたことが、私に合格をもたらせてくれた気がします。

 

 

コース選びの際には、妥協はせずに、自分の志望したいところの、自分の入れることの出来る最も上のコースに入った方がいいと思います。

 

 

 

 

はい、こんな感じでカッコつけたタイトルを付けておきながら、ただの説明みたいになってしまいましたが、

 

まあ浪人が始まるにあたり、まずは環境整備ということで、予備校・コース決定の経緯についてまずは書きました。

 

次回以降もどんどん浪人時代について掘り下げて行こうと思うので、よろしくお願いします!

 

 

 

そんなことよりも平野!!先ほどトップに立ちました!そっち見たいので今回はこのへんで!!!(笑)

 

 

ブログの方向性-浪人生のリアル-

こんばんは!

少し間が空きましたが、テストが一段落したのでどんどん更新していきます!

 

そろそろ浪人時代も、高校時代編のようにシリーズ化して書いていきたいのですが、カテゴリ的には「浪人伝」として「浪人あれこれ」とは区別していきたいと思います。

 

どちらかと言えば浪人あれこれの方が、浪人生の人にとっては実用的でタメになる、みたいな要素がある内容ですかね。

 

こっちは軽い自伝みたいな感じで好きに書いていきたいと思います!

 

浪人生ってどんな1年を送るんだろう?みたいに思う人は、色々と参考になったりするかもしれませんので、是非見てって下さい!

 

はじめに

はじめに、私は高校時代から浪人時代でセンターの点数を200点近く上げて、第一志望の筑波大学に合格しました。

 

しかし、ここから断っておかなければならないのですが、決して全てが順風満帆だったわけではありません。むしろ良かったのはセンター試験だけで、受験シーズン通しては大失敗でした。

 

 

第一志望に合格しといてこんなこと言うのも怒られるかもしれませんが。

 

 

ですので、このブログはサクセスストーリーとしての浪人体験記とは、ちょっとテイストの違うものにしていきたいと思います。

 

 

そして記事の志向についてですが、

 

もちろんオススメの勉強法や参考書のような内容も含めて書きますが、それだけでなく、全体としての浪人生活のリアルを書いていきたいと思います。

 

 

浪人時代は受験勉強という大きな制約を背負い、それ中心の生活でした。

確かに浪人生は特殊な存在ではありますが、基本的に普通の人間です。

19歳なら誰でも持っている感性は当然持ち合わせています。

 

 

もちろん最も大事にしなければいけないのは志望校の合格です。

 

 

だけど浪人だって一人だと不安になります。浪人だって面白いことがあったら友達と笑い合います。賑やかな街に出て遊びたいと思いますし、しんどい時は自習せずに帰って早く寝ます。また、予備校の近くのあの店の、あの味が癖になり何度も通ってしまうこともあります。時には友達を傷付けたり、傷付けられたり、そして恋をしてしまうこともあるでしょう。

 

 

勉強は浪人生の本業です。

 

 

しかし、それら全てをひっくるめて浪人生活なのです。

 

 

このブログはそんな

 

 

浪人生の人間的な部分、人間臭さ

 

 

を重要なテーマに挙げながら書いていきたいと思います。

 

 

 

予備校では友達を作らずストイックに勉強し続けるというのが浪人生のイメージでしょうし、それでこそ浪人生のあるべき姿だなと私は思うのですが、それは私には無理でした。

 

 

少し浪人体験記としてはズレたこと、浪人生のイメージと異なることも書くかもしれませんが、浪人生のリアルの一つとして受け取ってほしいです。

 

 

そして、

 

「そんなに勉強できる自信がない」、「浪人生活がどんなものかわからなくて怖い」、そのようなことを原因に浪人を悩んでいる人に、一つのリアルを知ってもらって、少しでも浪人のハードルを下げたり、

 

「こんなやつでも出来るんだから俺でもできる!」というように、受験生の方が自信を持つきっかけとなることが出来ればいいなと思います。

 

 

そんな感じなので、少しでも多くの人に読んでもらって、少しでも色々な悩みを持つ受験生の助力となれることが出来れば幸いです。

 

 

それでは、次回から本編も他の記事もどんどん更新していくので、よろしくお願いします!

こんなところに浪人アドバンテージ

こんばんは!


今日は就活で東京に来ている高校時代の友人に会って来ました。



私は就活はまだ先なのですが、現役で進学した同級生はもういよいよ就活を始めるという時期になっています。


その友人は昨夏ぐらいからインターンに行きはじめたりして、精力的に就活を行っているようです。

彼の興味のある分野的に東京での就活が1番良いのだとか!

つくばエクスプレスの終点、秋葉原の飲み屋に入り、お互いの近況を喋っていたのですが、友人からは、少し早いですが就活生ならではの話を色々聞くことが出来ました。


あまり人のことをつらつらと書くのもどうかと思うので、内容は詳しくは書きませんが、


浪人生である私の、地元の友人の多くは、私より学年が一つ上なわけです。


しかし私が就活を始める時のライバルは大学の同級生など、その友人達の一つ下の世代になるわけです。


これは最近になって感じ始めたことなのですが、私が高校時代や中学時代をともにした同級生がこれから就活を始め、そして内定を勝ち取っていく姿を、自分が就活を始める前に見ることが出来るということは、とても大きなアドバンテージになると思います。

もちろん、先輩や先生といった目上の人たちの話も、聞けるだけで貴重でありがたいです。


ですが気の知れたかつての同級生達の就活の話は、やはり自分の将来への意識に大きな影響を与えます。

中高時代仲の良かった友人と遊ぶというだけで、もれなく就活に関する意識が強くなるのです。



目上の人とは違う、自分と同じ横並びにいたはずの人達の話は、現在進行形で切迫したリアルを私に実感させてくれます。



またその時期に何をしていたかというような話を聞くことで、就活の動きを1年前から具体的に想像することができる。

具体的に想像できない場合と比べて、いざ就活に臨む際にあたふたせずに済むと思います。ここでも周りに差をつけることが出来ます。



同学年が一つ上の学年になった浪人生ならではの特権とも言いましょうか。



このことは、浪人時代や高校時代には考えてもいませんでした。

この前の年末年始の帰省で初めて感じたことです。



受験生にとって、就活なんてまだまだ先の話だと思います。

今は大学受験で精一杯でしょうし、それでいいのです。



しかしこの時期なので、第一志望に落ちて、浪人か、妥協して進学かを迷っている人達も出てくると思います。

どちらが正しい選択かは誰の知るところでもないでしょう。




ただ、自分の進学予定の大学に納得はいかないけど、やはり浪人することのイメージが悪く、なかなか決断に踏み切れない人もいると思います。


そんな人たちにこの記事を読んでいただいて、浪人することへのマイナスイメージを少しでも払拭してもらえればありがたいと思います。


そして、かつての同級生のご健闘をお祈りしています。


それではおやすみなさい。

なみのひと

こんばんは!

今私は大学のテスト期間ですが勉強したくありません....!!!

 

 

........でもしなければならないので、更新は勉強の合間合間を縫ってになってしまい今後期間が空いてしまうかもしれませんが、とりあえず気晴らしに一つ書こうと思います。

 

さあ、前回で現役生編を書き終えました。

 

ここから浪人時代について書いていこうというところですが、何から書いていこうか....(笑)

 

とりあえず浪人になって考えたこと、

 

とか書こうかなとも思ったんですけど、

 

浪人生になった実感はあまりなかったので、とりあえず一旦受験から解放されたことが嬉しかったです。

 

あと人にはどうやら波があり、良い時も悪い時も流れというものがあると私は思っているので、とりあえずこの悪い流れをリセット!という感覚でした。

 

自分のプライドと立ち位置

もちろんではありますが、現役生と浪人生では置かれている状況が変わってきます。

 

現役時代は浪人覚悟で受験校は冒険しようと思っていましたが、浪人してからはそうはいきません。

 

ある程度のプライドは持ち続けたまま、国公立大の志望を当時の自分の実力と照らし合わせて決めることにしました。

 

プライドというと、あまりいいイメージしないと思いますが、受験生において、特に浪人生においては本当に必要な要素だと思います。

 

 

言い方は少し悪いかもしれませんが、

「自分を安売りしたくない」というプライドがあるからこそ、自分の志望校に拘りが持てる。拘りがあるからこそ、そこ(志望校)に見合うための自分を作るための努力を続けられる。

 

どんなことにおいてもそれは言えると思います。

 

一度の模試の結果に一喜一憂してしまい、すぐ志望校を下げてしまっていては、自分の可能性を自ら潰してしまっているのと同じです。

 

もし本番で失敗してしまったら....?

怖い気持ちはわかります。

 

でもそのように気持ちが折れてしまいそうな時は、一旦自分の胸に手を置いて、自分が本当はどこに行きたいのか、本当に志望校を下げていいのかを考えるといいと思います。

 

とはいうものの、私も浪人決定して早々、京都大学から筑波大学に国公立の志望校を下げてしまいました。

 

メディア系就職に有利な関東の大学に行きたいという気持ちも、出てきていたことには出てきていたのですが、

 

京大を志望するとした場合の、自分の今の位置とゴール地点の間にある、長い長い距離を詰めるために頑張れる自信がなかったため、自分で京大生になれる可能性を潰してしまったわけです。

 

この選択が正しかったかは今となってはわかりませんが、現役生の頃の私は、それまでの成績という実績や、本気出したら何か合格出来そうというような根拠のない自信から、自分はどこかで、天才的な部分があるのではないかという勘違いをしていました。

 

 

 

いえ、正しくは、本当は自分をわかっていたけど、その勘違いを真実だと信じたかったのだろうと思います。

 

 

 

しかし私は天才ではなく並の人でした。

 

 

 

だから浪人することになってしまったのです。

 

 

二浪は考えられなかったので、次に失敗したらもう後がありません。

センター試験の大失敗のショックや合格実績のないまま浪人を迎えるということもあり、自分の立ち位置をしっかり見定め自覚しようと思いました。

 

 

実際、京大のセンター試験のボーダーは83~88%ぐらいでしょう。

 

つまり750~790点ぐらいはとりたいところです。

 

しかし私の得点は559点、1年で200点以上の上積みを作らなければなりません。

 

 

浪人してそんな結果を残せる人なんてほんの一握りいるかいないかだと思います。

 

そういった熟考の末、早稲田大学筑波大学を目標として据える決断をしました。

 

 

 

 もしこの記事を読んでいる中に進路に迷っている方がいましたら、自分のプライドと立ち位置を天秤にかけながら、大いに迷って決めるといいと思います。迷うこともまた、経験ですからね。

 

 

それでは今日はこのへんで。