前期試験を受ける人たちへ
こんばんは!
明日は国公立大学の二次試験だということで、ちょっと遅いかもですが試験に臨む上での特に大事な心構えを簡単に書いていきたいと思います。
とは言っても、私の言いたいことはただ一つです。
最初の科目失敗しても、絶対に諦めずに最後の科目までしっかり解ききること!
基本的かつ簡単なことだと思うでしょうが、なかなか出来ないんですこれがまた。
軽く浪人伝のネタバレとなってしまいますが、
浪人時代、私はセンター試験でそれまでの最高点を叩き出して、その時点ではA判定が出ていました。
しかし、筑波大学の私が受けた学類は、センター450点と二次試験900点の配点だったので、二次試験で大コケすることはもちろん許されません。
ですが当日、一教科目の英語でやってしまいました....
筑波大学の英語は例年、他の難関大学の英語と比べて、きちんと読ませて解かせてくれる問題です。だいたいボーダー6~7割といったところでしょうか。
私も赤本解いた感じでは毎回だいたいそれぐらいはとれていました。
それがいざ本番となってみると、まあ英文が読めない読めない。
英作文もそれなりにしか解けず、解き終わったときの感触は3~4割でした。
筑波は二次の英語で6割取らないと厳しいと聞いていたので、正直もう終わりだと思いました。
早稲田大学の合格発表をまだ3つ残していたので、どれか一つは合格するからいいだろうという甘い考えが頭を過ってしまいましたが、
すぐに次の国語、社会と最後の科目まで精一杯の力で解ききるという考えにすぐ切り替えました。
ここの粘りに関しては浪人生の強みが出たんだと思います。
そんな感じで二次試験が終了し数日後、早稲田大学全落ちの事実に絶望することになるのですが、
筑波の合格発表の日、奇跡的に自分の受験番号があったのです!
感触通り、英語の得点は4割ないぐらいだったのですが、どうやら筑波大学の入試の英語はこの年が特別難化したらしく、ネットとかで見てみても、3,4割しかとれていない人が多かったのです。
ここで、平昌五輪も佳境に入って来ているので、ノルディック複合でこの入試の展開を例えてみましょう。
最初のジャンプで自己ベストとなる大ジャンプを記録、なのでクロスカントリーはいい位置でスタートをするも、序盤で大きく転倒し失速、しかし最後まで辛抱強いレースを続けた結果、そのまま逃げ切り表彰台圏内でゴール、メダルをもぎ取りました。
ここでメダルをとれた理由は、大きく転倒した序盤のコースで、他の選手も同じように転倒したり時間をかけてしまっていたことです。
このようにノルディック複合では他選手の動向を見ながらレースを進めていくことが出来るのですが、入試は絶対にそうはいきません。
センター後のだいたいの自分の位置はわかりますが、二次試験中の周りとの差を知ることは出来ません。
例え一つ失敗してしまったと思っても、今までしっかり勉強してきたあなたが失敗しているのです。周りの人たちだってそう簡単に成功させることは出来ません。
ですので、必ず最後の問題まできっちり、自分の出来る限りの力で書き抜いてください。
こんな的を射ているのかよくわからない例えを持ち出しましたが、要はこれが言いたかったのです。
ってか、何ならこの記事の言いたいことは上の大文字の一文に集約されているのです。気分的にノルディック複合に例えてみたかっただけなのです。(笑)
例を挙げたせいで10文ぐらいで終わらせるつもりが長くなってしまったので、この辺で記事を締めくくりたいと思います。
受験生の皆さん、試験は明日と迫ってまいりましたが、今までやってきたことを自信にしながら、最後まであがくことを忘れず、また体調も万全な状態でテストに臨んでください。
皆さんのご武運、心よりお祈り申し上げております。