浪のゆくさき

浪人生の羅針盤となるべく体験記を書いています。大学受験に失敗したとき、少しでも浪人の参考や励みにしてもらえると嬉しいです。

なみのひと

こんばんは!

今私は大学のテスト期間ですが勉強したくありません....!!!

 

 

........でもしなければならないので、更新は勉強の合間合間を縫ってになってしまい今後期間が空いてしまうかもしれませんが、とりあえず気晴らしに一つ書こうと思います。

 

さあ、前回で現役生編を書き終えました。

 

ここから浪人時代について書いていこうというところですが、何から書いていこうか....(笑)

 

とりあえず浪人になって考えたこと、

 

とか書こうかなとも思ったんですけど、

 

浪人生になった実感はあまりなかったので、とりあえず一旦受験から解放されたことが嬉しかったです。

 

あと人にはどうやら波があり、良い時も悪い時も流れというものがあると私は思っているので、とりあえずこの悪い流れをリセット!という感覚でした。

 

自分のプライドと立ち位置

もちろんではありますが、現役生と浪人生では置かれている状況が変わってきます。

 

現役時代は浪人覚悟で受験校は冒険しようと思っていましたが、浪人してからはそうはいきません。

 

ある程度のプライドは持ち続けたまま、国公立大の志望を当時の自分の実力と照らし合わせて決めることにしました。

 

プライドというと、あまりいいイメージしないと思いますが、受験生において、特に浪人生においては本当に必要な要素だと思います。

 

 

言い方は少し悪いかもしれませんが、

「自分を安売りしたくない」というプライドがあるからこそ、自分の志望校に拘りが持てる。拘りがあるからこそ、そこ(志望校)に見合うための自分を作るための努力を続けられる。

 

どんなことにおいてもそれは言えると思います。

 

一度の模試の結果に一喜一憂してしまい、すぐ志望校を下げてしまっていては、自分の可能性を自ら潰してしまっているのと同じです。

 

もし本番で失敗してしまったら....?

怖い気持ちはわかります。

 

でもそのように気持ちが折れてしまいそうな時は、一旦自分の胸に手を置いて、自分が本当はどこに行きたいのか、本当に志望校を下げていいのかを考えるといいと思います。

 

とはいうものの、私も浪人決定して早々、京都大学から筑波大学に国公立の志望校を下げてしまいました。

 

メディア系就職に有利な関東の大学に行きたいという気持ちも、出てきていたことには出てきていたのですが、

 

京大を志望するとした場合の、自分の今の位置とゴール地点の間にある、長い長い距離を詰めるために頑張れる自信がなかったため、自分で京大生になれる可能性を潰してしまったわけです。

 

この選択が正しかったかは今となってはわかりませんが、現役生の頃の私は、それまでの成績という実績や、本気出したら何か合格出来そうというような根拠のない自信から、自分はどこかで、天才的な部分があるのではないかという勘違いをしていました。

 

 

 

いえ、正しくは、本当は自分をわかっていたけど、その勘違いを真実だと信じたかったのだろうと思います。

 

 

 

しかし私は天才ではなく並の人でした。

 

 

 

だから浪人することになってしまったのです。

 

 

二浪は考えられなかったので、次に失敗したらもう後がありません。

センター試験の大失敗のショックや合格実績のないまま浪人を迎えるということもあり、自分の立ち位置をしっかり見定め自覚しようと思いました。

 

 

実際、京大のセンター試験のボーダーは83~88%ぐらいでしょう。

 

つまり750~790点ぐらいはとりたいところです。

 

しかし私の得点は559点、1年で200点以上の上積みを作らなければなりません。

 

 

浪人してそんな結果を残せる人なんてほんの一握りいるかいないかだと思います。

 

そういった熟考の末、早稲田大学筑波大学を目標として据える決断をしました。

 

 

 

 もしこの記事を読んでいる中に進路に迷っている方がいましたら、自分のプライドと立ち位置を天秤にかけながら、大いに迷って決めるといいと思います。迷うこともまた、経験ですからね。

 

 

それでは今日はこのへんで。